コンソールゲーム機「Xbox」シリーズについて、マイクロソフト社は近日、ゲーム開発において他のプラットフォーム展開を優先しXboxを見送る状況が増加しているとして、対話をすすめる必要性を強調した。
【情報元】Series Sについて見解を示したゲーム開発者・MS公式発表など
マイクロソフトが展開する「Xbox」シリーズは任天堂のNintendo SwitchやソニーのPlayStationと並ぶゲーム機として、主に日本国外での多くプレイされている。
Xboxは現行機種として「Series S」と「Series X」の2モデル展開となっており、特に下位モデルである「S」は5万円を下回る低価格さが大きな魅力となっている。
Series Sは上位の「X」と比較して性能を落として低価格化を実現しており人気を博す一方、ゲームタイトルの開発者からはマイナスな意見が目立っているようだ。
多数のゲーム開発に携わったDel Walker氏は先日、Xにて「Series Sなんて存在しなければよかったのに」とポスト。
「(Series S用に)最適化するのは本当に面倒だ。残念ながら、今後は Xbox によってリリースがスキップされるゲームが増えることになると思う」と苦難を表明していた。
Xboxで“開発者離れ”が深刻?顧客は嬉しいが…廉価モデルに開発者「本当に面倒」と忌避
https://news.yahoo.co.jp/articles/7597b53bbc40445c88b8a154faa85d783c02bc92
引用元: ・【悲報】Xboxで“開発者離れ”が深刻 「低スペックに対応するのが本当に面倒」と開発者が忌避 [323057825]
同氏は続けて「Series Xは素晴らしいハードウェア」と補足。
性能の大きく異なる2つのモデルが同時に展開されているがゆえに、両方のモデルに向けて最適化しなければならないことが問題だとされている。
この問題により、ゲームデベロッパーやメーカーは追加の工数を強いられ、「Sのみ画質やフレームレートを落とす」というような妥協を余儀なくされるケースあるとも指摘されている。
また、同時期によれられた意見では、マイクロソフト社の対応の遅さも不満として挙がっており、Xbox向けタイトルローンチに時間を要する可能性もあったという。
こうした状況を受けてか、マイクロソフトは9月30日、新たなXboxの取り組みを発表。
これまでプレイヤー視点での体験に重点を置いていたリサーチ部門「Xbox Research」を再編し、開発者やメーカーのニーズ把握に注力する方針を明かした。
同部門の担当者は「開発者の皆様がXboxプラットフォームでの開発に十分な支援を実感できる環境作りを目指します」と述べている。
Sが出た当時から言われてるのに何年経って動き出してんだよw
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